◇2011年9月13日〜16日
2011年9月、『Food & Hotel Thailand 2011』がタイ王国の首都バンコク“サイアムパラゴン”にて開催されました。私、高阪は、このたびの審査員の依頼を享受し、フルーツカービングの審査を致しました。

■参加国
昨年の参加国は、タイ王国・マレーシア・シンガポール・フィリピン・香港・韓国・UAE・日本でしたが、今年は、一年毎の開催年でタイ本国と日本の参加でした。当協会(日本フルーツ&ソープカービング協会)からも参加致しました。
■参加者(Fruit & Vegetable Carving部門)
A1・A2等の表記については、同ページ記載「◇カテゴリー」をご参照ください。
※当協会からのエントリーは、A1に1名(個人)、A2に3名(1チーム)
- A1 フルーツ&ベジタブルカービング on Stage:31名(出展:29名・欠席:2名)
- A2 フルーツ&ベジタブルカービング Showpiece:13チーム
◇カテゴリー
- Category A
- A1 Fruit & Vegetable Carving on Stage:Individual
A2 Fruit & Vegetable Carving Showpiece:Team of 3 - Category C
- C1 Classic Thai Cuisine Cooking Contest:Team of 3
C2 East Meet West Free Style Cooking Contest:Team of 3 - Category D
- D1 Asian Free Style Cooking Contest:Team of 3
D2 Pizza Free Style Cooking Contest:Individual
D3 Duck Free Style Cooking Contest:Individual
D4 Hot Dessert Free Style Cooking Contest:Individual - Category E
- E1 Free Style Pastry Showpiece Display:Individual
E2 Asian Dessert Display:Team of 2
■審査方法

審査員
3名の審査員が主に下記5項目(計100点)をチェックし、減点法により採点します。
カービング過程に関連すること(テーブル上や床のゴミの有無、作業時間の超過)も採点の対象になります。
審査員3名の採点を元にチーフ審査員/Tony Khoo氏がゴールドメダル・シルバーメダル・ブロンズメダルの適性を再確認します。審査結果は、3名の採点の平均点を表示します。

スコア(部分)
但し、以下の場合は、審査の再検討を行なった上で最終決定とします。
・各審査員の採点に大きな差がある場合。
・審査員の採点に対し、Tony Khoo氏より異議があった場合。
◇チェック項目
- 1.難易度:20点
- 2.芸術性:40点
- 3.独創性・チームワーク:20点(個人:10点)
- 4.精巧性:10点
- 5.プレゼンテーション:10点(個人:20点)
■審査基準
- 100~90点:ゴールドメダル
- 89~80点:シルバーメダル
- 79~70点:ブロンズメダル
受賞者には“受賞メダル”を、全参加者には“参加証明書”が授与されます。
各部門“ゴールドメダル最高得点者”には、“優勝トロフィー”と“賞金6,000バーツ”が授与されます。
各部門“最高得点者”より“最優秀者”が選出され、“シルディホーン王女杯”と“賞金30,000バーツ”が授与されます。
フルーツカービング(A1:個人)
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開催日時
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2011年9月13日・14日 9:00〜
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エントリーNo.
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・9月13日:A1/23〜31
・9月14日:A1/01〜22※2名の欠席がありました。
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タイムテーブル
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個人にて9:00〜12:00の競技になります。
8:50〜 カービング用の材料が“未カービング”であることを確認。
9:00 カービング作品以外を展示テーブルにセッティング完了。
9:00 制作開始。
終了時刻までにカービングし、作品として仕上げます。審査は、制作中も行なわれます。
12:00〜 エントリーNo.A1/01からプレゼンテーションを開始。
審査員は、参加者からテーマに添ったカービング作品の説明を受けます。 -
受賞結果・寸評
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★ゴールドメダル:4名
優勝★A1/03
Ms.Kimiyo Moriwaki(点数:94.3
Japan Fruit & Soap Carving Society
テーマ:ウエディング
日本からの出展者です。
教会への階段がピアノの鍵盤、協会の前でダンスを踊る二人。
カービングは、スイカでハート・バラ、大根の鳥、メロンなど6点とテーマの分かりやすさとカービングのバラエティが採点の対象になりました。2★A1/02
Mr.Nikom Issanggul Na Autthaya(点数:91
Sukhothai Thammathirat Open University
テーマ:王様のお祝い
カービングは、“王様の目"等、王様に捧げるデザインが施された作品が、5点でした。
セッティングに華を添えていたのが、グレープフルーツで作られていた犬です。会場内で評判のかわいらしさでした。3★A1/30
Mr.Wisanupol Aumklang(点数:91
Dusit Thani Collge
テーマ:アフタヌーン ティー
カービングは、スイカ−2点・メロン−3点・パパイア・人参の花でした。
タイのデザインをスイカで、ヨーロッパのデザインをメロンで組み合わせ、作品で表現したとのことでした。4★A1/26
Mr.Chanon Yuyen(点数:90
The Westin Siray Bay Resort &Spa Phuket
テーマ:川
川の流れをバイトーンで表現し、カービングは、カボチャの龍で力強さを表現し、スイカ・メロンのカービング、全体のデザイン色彩的にもバランスが良い作品と思います。
フルーツカービング(A2:チーム)
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開催日時
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2011年9月14日 9:00~
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エントリーNo.
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A2/01〜13(1チーム=3人編成)
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タイムテーブル
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チームにて9:00〜12:00の競技になります。
9:00 作品の搬入完了。
9:00〜 展示テーブルへのセッティング開始。
審査は、セッティング中も行なわれます。
(CategoryA2は、チームによる参加のため「チームワーク」も採点対象となります)12:00〜 エントリーNo.A2/01からプレゼンテーションを開始。
審査員は、プレゼンテーションからテーマの表現法等を再確認し、審査結果へと繋げます。 -
受賞結果・寸評
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★ゴールドメダル:3チーム
優勝★A2/01
japan fruit & soap carving society(点数:97.67
hiroyuki minamida
takasi obayashi
ikumi shono
テーマ:日本の花火
日本からの出展チームです。
タイの作品と較べ、全体に繊細かつシンプルな点が評価されました。
花火のスイカ・タロイモの鷹・カボチャの船など、壁の黒も作品が浮き立って見え、良かったように思います。
鷹の羽がタイには無い野菜のゴボウで表現されていたため、会場では質問が集中していたようです。2★A2/08
the suan dusit place(点数:93.67
phitsanu pornjantaw
sadayu laochei
kanchana promsanit
テーマ:Charming of Flowers
材料は、スイカ・メロン・カボチャで、種々な花を表現し、溢れるようでした。人参で蝶々が飛んでいました。
タロイモの妖精も飾られていました。3★A2/13
dusit thani college(点数:93.33
wariss chantanawangkul
kachamart wongguuntorn
pongsakorn boonruang
テーマ:蓮の池
テーブルの両側から見られるようにセッティングされ、タロイモで仏像・蓮の花・亀等の動物、スイカ・メロンのカービング。上に伸びた木の花を、まとめて咲かせた方がより美しく効果的に、下の作品との全体のバランスがよかったと思います。
授章式
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開催日時
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2011年9月16日 19:00〜
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レポート
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会長・来賓のあいさつに続き、理事・委員会のメンバーに感謝状授与。審査員に感謝状を授与。フルーツカービングに始まり、各部門ゴールドメダル受賞者1位へのトロフィーの授与と続きました。
フルーツカービングのプレゼンターに指名された高阪は、
ステージ上にて森脇 公代氏(A1)、
個人:優勝 森脇 公代氏
チーム代表/庄野 郁美氏(A2)両氏にトロフィーを授与。

チーム優勝:チーム代表/庄野 郁美氏

チーム:優勝メンバー(9月13日撮影)
「日本フルーツ&ソープカービング協会」2012年招待者/WISANUPOL AUMKLANG氏に招待状を授与しました。

2012年招待予定/WISANUPOL AUMKLANG氏
◆審査を終えて
全体的に昨年に較べ、繊細な表現の作品が多かったように思います。
なお、チームの作品は、スイカなど一つ一つのカービングは繊細さを保ちつつ、テーマに添ってのセッティング時には、力強さを感じる作品に仕上がっていたと思います。
個人は、時間内での制限のあるカービングですが、備品とのバランスをもう少し考えると、良くなるのではと感じる作品が数点ありました。
学生出展者は、事前のミーティングでの注意事項を守り、テーブルの下にはゴミも無く、カービングしていている姿勢もきれいでした。
また、「日本フルーツ&ソープカービング協会」では、第6回<タイ フルーツカービングコンテスト(2012年6月開催予定)>のゲスト出展者として今回の『2011 THAI INTERNATONAL CULINARY CUP』の出展者である“3★A1/30 WISANUPOL AUMKLANG氏(dusit thani college)”を招待致します。
A1での優勝者/森脇 公代氏は、『2005 TICC THAI INTERNATIONAL CULINARY CUP』でもゴールドメダルを受賞しました。また、今年6月8日に開催の第5回<タイ フルーツカービングコンテスト>金賞受賞者です。第6回<タイ フルーツカービングコンテスト>には、WISANUPOL AUMKLANG氏とともにゲスト出展者として出展していただきます。
最後になりましたが、
今回の開催地であるタイ王国からは、東日本大震災の義援金を頂いております。
「日本フルーツ&ソープカービング協会」としてもタイ各地での水害のための義援金を募り、ゴールドメダル最高得点者への賞金6,000バーツ(個人とチームを併せ、計12,000バーツ)に同行した8名分の8,000バーツをプラスした20,000バーツを寄付致しました。水害からの復興に際し、お役立ていただければ幸いです。
「日本フルーツ&ソープカービング協会」
理事長:高阪 範子



